2016.12.31

"カジノ賭博”賛成派?反対派?~Twitterで見る世論の声~



皆さんは、「カジノ」についてどのような印象がありますか?

ラスベガス、マカオ旅行の際に行ったことがある、という方も多いのではないでしょうか。

現在の日本では、賭博行為が禁止されているため、国内でのカジノの設置は認められていません。

しかし、ここ数年で外国人観光客が急増している今、観光客による地域の活性化と統合型リゾート地としての発展を目的として、カジノ賭博の解禁が検討されています。

今回は、ニュースで話題になっている「カジノ法案」について、Twitter上でどのようなことが言われているのか、分析をしてみました。







まず、時系列での件数推移を見てみると、12/2以降ツイート数が伸びていることが分かります。さらにツイートの種類別(通常ツイート、リプライ、リツイート)に見てみると、12/1以前はさほどツイートの種類別での差は大きくなかったのですが、12/2以降では、リツイートの件数が大半を占めています。

 


12/2にリツイートしているユーザを見てみると、多くのユーザが「カジノ」についての内容を複数回リツイートしています。最もリツイート数の多いユーザ「kittenish23」は「カジノ」のツイートだけで、1日で122回リツイートをしています。このユーザがリツイートしている内容を見てみると、否定的な内容が多く、また、「衆議院内閣委員会の議論が不十分なのではないか」という内容があることから、12/2の時点でのカジノ賭博可決について不満を持っていることが分かります。
 

2位以下のユーザがリツイートした内容についても否定的な内容が多く、リツイートの回数が多いユーザは否定的な意見を持った方が多い傾向があります。



一方、通常ツイートとリプライをマッピングで見てみると、ギャンブル依存症やカジノが有名な国との比較についての話題があります。
海外との比較の内容では、「海外のカジノでお金を使うくらいなら、日本にカジノを作ってお金を落としてもらったほうが良いのでは」という意見や、「韓国では、一般市民は立ち入り禁止という制限を掛けているので、日本で法案が可決される場合は、何かしらの制限をかければよいのでは」といった、中立的な意見が目立ちます。

ギャンブル依存症の話題では、「カジノを作る前にまずはギャンブル依存症の問題を解決するのが先だ」といった反対派の意見が多く、反対に、パチンコや競馬など、カジノ以外のギャンブルについて発言しているツイートを見てみると、「パチンコや競馬が良くて、なぜカジノは駄目なのか」「パチンコよりカジノの方が経済が潤うから良いのでは」という賛成派の意見が目立ちます。

カジノ法案は、12/2の衆議院内閣委員会で可決されました。「ギャンブル依存症」や「治安問題」など、カジノ解禁までにはまだまだ課題が多く残されていますが、カジノが解禁されることで、2020年の東京オリンピックや、今後の日本経済亜の成長につながることを期待しています。