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オプテージの目標設定フィードバックを生成AIで高度化支援~自律的キャリア形成を支援し、組織全体の持続的な成長を推進~


株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、株式会社オプテージ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:名部 正彦、以下:オプテージ)の目標設定フィードバックの高度化をデータに基づく人材活用や人事業務のDX化などを目的に、多くの大手企業で導入が進んでいるタレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」を活用した生成AIコンサルティングで支援しました。
 

自社独自の評価基準に基づいた質の高いフィードバックの実現を目指しAIアドバイス機能を活用

オプテージでは、成長と基盤を支える自立的な人財を確保・育成し、多様な人財が活躍できる組織を目指して、上司・部下のコミュニケーションを軸とした人事制度の中で、会社が掲げる5つの行動指針を踏まえた評価制度を運用しています。
社員一人ひとりの専門性を高めるための人財育成を進めるうえで、評価の目標設定の質のばらつきや部下の自己評価、上司からのフィードバックの質の底上げが課題となっていました。
これらの課題解決に向け、オプテージ独自の評価基準に基づいた質の高いフィードバック実現を目指し、タレントパレットの生成AIを活用したAIアドバイス機能と生成AI活用コンサルティングで支援することとなりました。

AIアドバイス機能で、自律的キャリア形成を支援することで組織全体の持続的な成長を目指す

本プロジェクトでは、社員の等級や役割に合わせて、生成AIプロンプトの最適化を行うなど、PACのコンサルタントが支援を行いながらAIアドバイス機能を実装しました。
オプテージでは、タレントパレットのAIアドバイス機能の活用により、社員一人ひとりの成長を促し、自律的なキャリア形成を支援することで、組織全体の持続的な成長を目指しています。
今後は、蓄積された人財データを活用し、社員のスキルやキャリア志向に基づいた最適配置など、より戦略的な人事施策にも生成AIを活用していくことを期待しています。

タレントパレットのAIアドバイス機能について

●【社員側の利用シーン】「適切な目標設定」に向けたAIアドバイス機能
社員が目標設定をした際、ワンクリックで目標設定の記載内容についてアドバイスを受けることができます。生成AIが、SMART原則(*)に基づいてアドバイスすることにより、社員のパフォーマンスと目標達成の精度向上により組織目標の達成に貢献します。

(*)SMART原則…目標設定に取り入れるべき要素を表した法則です。Specific(具体的な)・Measurable(測定可能な)・Achievable(達成可能な)・Relevant(関連性のある)・Time-bound(期限が明確な)の5項目を満たした目標設定が成功に結びつくとされています。



【上司側の利用シーン】人材育成につながる「効果的なフィードバック」のAIアドバイス機能
上司が部下を評価する際は、期末効果やハロー効果などの評価エラーが発生しやすく、評価者の主観による偏りが課題となります。AIアドバイスを活用することで、これらのエラーを回避し、客観的な評価ができるようになります。また、フィードバックも社員の活躍や人材育成につながるような視点を織り交ぜたフィードバックができるようになり、社員のエンゲージメント向上も期待できます。