エンゲージメントが高い企業の特徴は?メリットや成功事例も紹介


エンゲージメントが高い企業の特徴は?メリットや成功事例も紹介

こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。

エンゲージメントが高い企業には、生産性が上がるなど複数のメリットがあります。この記事では、エンゲージメントが高い企業の特徴や、企業のエンゲージメントが高いかどうかを見極める方法などを解説します。あわせて、エンゲージメントを高めることが重要な理由、エンゲージメントが高い企業の具体的な事例も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

エンゲージメントの定義

エンゲージメントといわれても意味をしっかり受け取れないと感じる人も多いのではないでしょうか。ここではエンゲージメントの定義を解説します。


エンゲージメントとは何か

ビジネスにおいてエンゲージメントとは、社員と企業との信頼関係やつながりを指す言葉です。


もともとエンゲージメントは「誓約」「約束」「契約」を意味する単語ですが、ビジネスでエンゲージメントといった場合は、単に契約関係を示すわけではないのがポイントです。企業と社員との関係において、社員から企業への愛着や貢献意識、そして企業が働きに報いること、そこに構築される信頼関係をエンゲージメントと呼んでいます。


エンゲージメントは指標によって可視化できるもので、企業のエンゲージメントが高いかどうかも指標によって判断が可能です。


エンゲージメントが高い企業の特徴

エンゲージメントが高い企業とは、どのような企業のことをいうのでしょうか。エンゲージメントが高い企業の特徴には以下のようなものがあります。


企業のビジョンが明確

エンゲージメントが高い企業は、社員にも、株主・顧客・取引先など社外のステークホルダーにも周知できる、明確なビジョンを持っています。さらに、企業が目指す方向性について社員からも共感を得ているのが特徴です。


社員が納得のできる明確なビジョンの存在は、経営陣はもちろん社員全員が同じ方向を向き、社内に一体感を生み出すのに役立ちます。


公正な評価制度

公正な評価制度の存在は、企業のエンゲージメントの高さを支えてくれます。社員に対して公正な評価を行うことができれば、企業は社員の納得感を得られます。適正な評価基準によって、社員のモチベーションが上がり、効率的な経営や成果の上昇が期待できるでしょう。


一方、評価制度に不満があれば、社員の意欲は下がるため、エンゲージメントも下がってしまいます。


コミュニケーションが活発

エンゲージメントが高い企業の特徴として、コミュニケーションが活発であることが挙げられます。コミュニケーションが活発だと、社内での信頼関係が築きやすいためです。


実際に、労働者が仕事でストレスを抱える大きな原因の1つが人間関係です。人間関係がよければストレスが軽減され、良好な人間関係のなかで安心して時間を過ごせる場として、企業に対するエンゲージメントが上がります。


エンゲージメントを高めることが重要な理由

企業にとって、エンゲージメントを高めることはなぜ重要なのでしょうか。それには以下のような理由があります。


従業員満足度だけでは不足

従来も従業員満足度という概念は存在していましたが、従業員満足度は単に社員にとっての居心地のよさに着目しているため、企業への貢献意欲につながりにくいという難点がありました。


一方エンゲージメントが高まると、企業と社員とが相互に理解し合うことによって、社員は企業から評価され、尊重され、恩恵を受け、活かされていると感じることができます。同時に自分自身も企業のビジョンに共感し、目標を達成しようと努力するため、生産性向上に役立つだけでなく離職防止や組織力強化にもつながります。


エンゲージメントが高い企業の見極め方

企業のエンゲージメントが高いかどうかを見分けるには、いくつかの方法があります。ここでは、エンゲージメントが高い企業の見極め方を解説します。


仕事をする上で大事にしたいことを明確にする

例えば転職のときに、エンゲージメントが高い企業を見つけたい場合、まずは自分自身が仕事をする上で大事にしたいことを明確にするとよいでしょう。そのうえで、制度・環境・意識といったことに注目します。企業のエンゲージメントに対する関心の高さは、現在ではホームページなどでも垣間見ることのできるポイントです。


企業の代表者がエンゲージメント、あるいは人や組織のありかたというものに関心を持っているか、企業理念をどのように語っているのかに注目しましょう。自分の考える大事なものと一致するのかどうかも、自分にマッチする企業を探す指標となります。


エンゲージメントについて口コミを参考にする

企業のエンゲージメントが高いかどうかを見極めたいなら、企業の内情を知ることは重要です。外部から見ている状態と、内部から見ている状態では、企業の見え方が異なるため、できればSNSや懇親会などで、実際に働いている人からの情報を得るとよいでしょう。


エンゲージメントの高い企業の社員は、自社の理念についてもよく理解していることが多く、年齢層が若くても企業の目指すところをしっかりと語ることができます。実際に知り合うことができなかった場合も、企業の口コミサイトなどを参照するのがおすすめです。


エンゲージメントが高い企業のメリット

エンゲージメントが高い企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。主な2つのメリットを解説します。


人材定着に役立つ

エンゲージメント向上は人材定着につながるというメリットがあります。就職をしたら、定年退職まで転職をしないのが当たり前だった過去とは違い、現代では労働力が流動的で、自分にとってよりよい企業があると思えば転職してしまう社員も出てきます。エンゲージメントを高く保つことによって、優秀な人材の離職を防止できるでしょう。


業績の向上につながる

エンゲージメントが高い企業では、社員が企業の理念や目標を達成しようという意志を持つため、社員の企業への貢献意欲を上げることができます。貢献意欲が高ければ社員は積極的に職務に取り組むため、商品・サービスの質が上がる傾向です。結果として顧客満足度や生産性が上がり、結果として業績の向上につながるよいサイクルを生み出せます。


エンゲージメントが高い企業にするポイント

それでは、自社をエンゲージメントが高い企業にするポイントは、どこにあるのでしょうか。以下には、企業のエンゲージメントを上げるためのポイントを解説します。


企業ビジョンを浸透させる

まずはすべての社員に、企業ビジョンを浸透させましょう。企業ビジョンを浸透させるためには、トップの考え方を社員全員に伝えなければなりません。そうすることで、全員が企業の方向性を共有できます。共有した企業ビジョンによって社員の共感を得られれば、社員のなかで企業との一体感が生じ、帰属意識につながっていきます。


適切な目標・人事制度の設定

エンゲージメントが高い企業になるためには、企業目標や人事制度を整備し、場合によっては新たに設定する必要があります。人事制度においては成果を出した社員だけでなく、企業への理解や貢献意識が高い社員を、より高く評価する制度が効果的です。社員の間にも納得感のある適正な人事制度があれば、社員のモチベーション向上につながるでしょう。


社内交流の促進

エンゲージメント向上には社内の人間関係の活性化が欠かせません。業務時間内でもあえてコミュニケーションを目的とする時間をつくり、社員同士で自然と交流が増えるような施策を実施しましょう。社員同士のコミュニケーションが普段から取れていると、お互いが顔見知り以上の関係になれるため、相互フォローによる業務効率化も期待できます。


ワークライフバランスを実現する

エンゲージメント向上には、社員のワークライフバランス実現が必要です。


現代の労働者はワークライフバランスを重視する傾向にあります。また実際、ワークライフバランスの取れた働き方をする社員は多くが効率的に業務をこなすことに注力しています。有給取得率アップやフレックスタイム・時短勤務の導入など、社員がワークライフバランスを実現しやすいよう配慮しましょう。


エンゲージメントが高い企業の事例

実際にエンゲージメントが高い企業はどのような施策を行っているのでしょうか。エンゲージメントが高い企業の実例を紹介します。


某情報関連企業の事例

エンゲージメントが高いことで知られる某情報関連企業では、経営陣が社員に対して企業理念や目指すところを周知するため、7つのルール、また4つのやらないことを明確にしました。企業理念、そして企業の方向性を噛み砕いて社員にシンプルに伝えています。


さらに、マネージャーと高頻度で面接を重ねる、他チームも含めてお互いにフィードバックをする、企業理念を個人の目標に落とし込んでチャレンジする、といった施策を重ね、全員が同じ方向を向いた企業経営を実現しています。


某コンサル企業での事例

某コンサル企業では、働き方の多様化を進め、より高い生産性で仕事を行うことを目指しエンゲージメントの向上に取り組んでいます。


具体的には、まず働き方改革を行い、「コンサルは長時間労働で休みもない」といった今までの意識を変え、柔軟で生産性の高い働き方を目指しました。所属コンサルタントの全員と1on1面接を設定し、こまめなミーティングを行う他、先輩社員が相談に乗るシステムも構築しています。


有給消化率は80%を超えており、社員個人の生き方を尊重しつつも場所や時間に縛られず、生産性の高さを維持しているのが特徴です。


まとめ

エンゲージメントが高い企業は、企業ビジョンが社員全体に浸透しており、かつワークライフバランスが実現されている、人事制度が適切に設定されているなどの特徴があります。生産性が高く、有能な人材を定着させられる企業になるためにはエンゲージメントが高い状態を維持するのが理想的です。


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